バツ3日記

結婚3回、離婚3回、子ども3人、50女の備忘録

心の時間が止まっていた8年間

忙しいと何も考えないが

3連休で暇すぎて思考がとまらない

 

とりあえず記録として残しておく

 

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離婚して8年

私の中のすべてが止まっていた

心を閉じ、何も見ず、何も感じず

ただ、生活することだけに必死になっていた

 

もちろん8年間、生きていたので

楽しいことはたくさんあったし

離婚して、解放されて、自由になって

「うぉ~、最高~!」って思うこともあった

 

そして、この8年は

私の人生の中で最も踏ん張った時間だった

誰にも頼らず、自分の足で歩いてこれた

 

親を介護し、看取り

子どもを育て、なんとか正社員にもなった

 

でも、心の時間は止まってた

いや、正しくは、私が止めていたのかもしれない

 

 

心を、感情を動かしたくなかった

悔しいも、悲しいも、寂しいも

感じなければ、なかったことにできるから

 

感情が大きく揺れ動くことが怖かった

日々の小さな幸せがあればいい

 

特別なことはいらない

すごく嬉しいことも

すごく楽しいこともいらない

 

だからその分

すごく悲しいことも

すごくつらいこともない生活を望んできた

 

何も起こらない、感じないことが幸せ

そう思って生きてきた

 

****

 

でも、最近心が、動き出してる

それはいいことなのか、まだわからない

 

ただ、私の話しを聞いてくれる人がいることが

こんなにも「心が癒される」のかとか

 

好きな人に「好き」と伝えるだけで

こんなに幸せな気持ちになれるのかとか

 

感情が動く「心地よさ」を感じている

 

もうここまででいい

ここから先は、怖すぎて進めない

これ以上進んだら、いろんなものを求めてしまう

 

相手の気持ちを知りたくなってしまう

 

だから、おいしいところだけで、やめておく

 

私に見える現実だけを見る

これ以上、踏み込まない

想像しない、考えない、期待しない

 

そうすれば、私はずっと幸せでいられる

 

 

ひとこと

「心を閉じていた8年」と「最近動き始めた心」

どちらも私に必要な時間だったのだと思う

 

感情を止めることも、感情を動かすことも

どちらも生きるための「力」なんだ

 

今の私は、その両方を知っている

だからこそ、怖くても少しずつ

また「感じる」ことを選んでいける気がしている

 

 

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